マーケットコメント


マーケット情報

2019-09-13

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

13日、米中の歩み寄りが貿易協議進展への期待となり日経平均は9連騰で終了

13日、中国が米国産農産物の輸入を再開すると発表したことや、ECBが理事会で利下げと3年半ぶりの金融緩和を発表したことが株価の押し上げにつながった。またSQ算出日ということもあって買いが優勢となり、日経平均は21,900円台で始まった。その後売られる場面があったものの、ドル円が108円台に乗せて取引されていたことが買い安心感につながり、売り一巡後に買い直され持ち直した。また、午後に入ると上海総合指数や香港ハンセン指数がプラスで推移するなど強含んでいたことが株価を押し上げ、取引終了間際に日経平均は22,019円をつけるなど一時260円高となる場面があったが、3連休前とあって22,000円台を保つことができず、わずかに売り物に押されて終えた。ただ終値でSQ値(21,981円09銭)を上回った。そうしたなか業種別では、不動産、繊維、水産・農林、陸運、紙・パルプ、電気・ガスなど32業種が値上り。値下がりは証券、商品の1業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ヤフー、ソフトバンクG、オリエンタルランド、資生堂などが高かった反面、コロプラ、日経ダブルインバース、TDK、ZOZOなどが安かった。日経平均株価の終値は21,988円29銭、+228円68銭、TOPIXの終値は1609.87ポイント、+14.77ポイント。売買高は概算で18億00百万株、売買代金3兆3,348億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)