マーケットコメント


マーケット情報

2019-09-02

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

2日、薄商いのなか、前週末上昇の反動や米中の関税引き上げが重石となり反落

2日、前週末の上昇の反動や米中が今月1日から互いに関税を引き上げたことが重石となった。東京市場は売り先行で始まったあと小幅安でのもみ合いとなった。また今晩のNY市場が休場となることから取引参加者が減少したとみられ、日経平均は78円安で始まったあと高値と安値の値幅が53円と、狭いレンジで方向感のない値動きとなったほか、商いも1兆3千億円台前半にとどまるなど、2014年4月21日以来およそ5年4ヵ月ぶりの低水準となり、小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、海運、非鉄金属、その他製品、保険の4業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、陸運、水産・農林、倉庫・運輸、サービス、小売、食料品、精密機器、ゴムなど29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンバイオ(マザーズ)が+7.78%と上昇が目立ち、アステラス製薬、ルネサスエレクトロニクス、SUMCOなどが高かった反面、ディーエヌエーが-9.32%と下落が目立ち、第一三共、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は20,620円19銭、-84円18銭、TOPIXの終値は1505.21ポイント、-6.65ポイント。売買高は概算で8億02百万株、売買代金1兆3,299億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)