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マーケット情報

2019-08-29

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29日、3日ぶりの反落。円高への警戒から売られるも下げ渋って取引終了

29日、NY市場でダウなど主要株価指数が反発して終えていたことを受け、東京市場も続伸して取引が始まった。日経平均は20,500円台を回復して始まり、41円高となる場面があったが、米10年債利回りが時間外の取引で1.44%まで低下したことから、106円台で推移していたドル円が105円台をつけると、株式市場でも先物主導で売られる展開となった。また薄商いのなか日経平均は20,361円をつけるなど一時118円安となる場面があった。一方午後に入ると、米長期金利が反発に転じていたことや、他のアジア市場で上海総合指数や香港ハンセン指数がプラスで午前の取引を終えていたことなどが買い戻しにつながり、日経平均は下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、水産・農林、石油・石炭、鉄鋼、ガラス・土石、その他金融など21業種が値上り。一方値下がりは、サービス、ゴム、精密機器、情報・通信など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、楽天、トヨタ、SUMCOなどが高かった反面、アンジェス(マザーズ)が-15.15%と下落が目立ち、Klab、リクルートHDなどが安かった。日経平均株価の終値は20,460円93銭、-18円49銭、TOPIXの終値は1490.17ポイント、-0.18ポイント。売買高は概算で9億91百万株、売買代金1兆6,651億円。
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