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2019-08-23

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23日、売り先行で始まるもドルの上昇やアジア市場の上昇が支えとなり続伸

23日、パウエルFRB議長の講演を控え連日で様子見ムードが広がるなか、前日のNY市場がまちまちだったこともあって東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったが、ドル円が106円台半ばから70銭台に上昇するなど強含んだことが買いにつながり、切り返すとプラスに浮上した。また、午後に入ってからは為替市場でドルがそのまま強含んでいたことに加え、上海総合指数など他のアジア市場がプラス圏で推移していたことも買い戻しにつながり、20,719円をつけるなど一時91円高となり、そのまま今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、鉄鋼、海運、証券、商品、その他製品、小売、空運など25業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、精密機器、石油・石炭など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.99%となったほか、ブシロード(マザーズ)、Klab、アサヒGHD、信越化学などが高かった。日経平均株価の終値は20,710円91銭、+82円90銭、TOPIXの終値は1502.25ポイント、+4.19ポイント。売買高は概算で9億07百万株、売買代金1兆5,627億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)