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2019-08-22

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22日、小反発。上昇して始まるも様子見ムードが広がり上げ幅を縮めて終了

21日、公表されたFOMCの議事要旨のなかで大幅な利下げについて議論されていたことが判明し、NYダウなど米主要株価指数が反発して終えていたことが好感され、東京市場も上昇して取引が始まった。日経平均株価は取引開始後に20,731円をつけるなど一時112円高となる場面があったが、週末にパウエルFRB議長の講演を控えていることから様子見ムードが広がると、買いが続かず徐々に上げ幅を縮める展開となった。また午後に入ってからは、他のアジア市場がマイナス圏で推移していたことや、為替市場でドル円も値動きが乏しかったことを受け、日経平均も前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなり、結局小幅な反発で終える結果となった。そうしたなか業種別では、化学、水産・農林、証券、商品、ゴム、倉庫・運輸、保険など20業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、精密機器、鉄鋼、紙・パルプなど13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、Klab、資生堂の上昇が目立ち、ZOZO、アドバンテスト、リクルートHDなどが高かった反面、ソニー、富士通、ブシロード(マザーズ)、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は20,628円01銭、+9円44銭、TOPIXの終値は1498.06ポイント、+0.55ポイント。売買高は概算で9億74百万株、売買代金1兆7,275億円。
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