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2019-08-20

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20日、NYダウなどの上昇や為替の安定で買い戻しが広がり3日続伸

20日、米商務省がファーウェイへの保守に関わる一部取引のみ認める例外措置を3ヵ月延長すると発表したことから米中貿易摩擦激化への警戒が和らぎ、NYダウなど主要株価指数が揃って上昇していたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まったあと上げ幅を広げ20,700円に迫る場面があった。ただ週末のパウエルFRB議長の講演を控え様子見ムードが強く、買い一巡後は伸び悩む展開なった。一方午後に入ると、商いは増加しなかったが為替市場でドルが106円台半ばで安定していたことから売り物が減少したことで株価水準が切り上がり、取引終了間際の買いで20,684円をつけるなど一時120円高となるなか今日の高値圏で終えた。またTOPIXは高値引けとなっている。そうしたなか業種別では、不動産、金属、サービス、海運、倉庫・運輸など31業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、空運の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ZOZOが+6.64%と上昇が目立ち、神戸物産、キーエンス、Klab、花王などが高かった反面、日本たばこ産業、日経ダブルインバース、ソフトバンクGなどが安かった。日経平均株価の終値は20,677円22銭、+114円06銭、TOPIXの終値は1506.77ポイント、+12.44ポイント。売買高は概算で9億24百万株、売買代金1兆5,837億円。
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