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マーケット情報

2019-08-09

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9日、揃って上昇。NYダウなどの上昇を好感して始まるも円高が重石となり伸び悩み

9日、米中の経済指標の結果が予想を上回ったことが好感され、NYダウなど主要株価指数が上昇して終えていたことが支援材料となった。日経平均は20,700円台に乗せて始まったあと、20,782円をつけるなど一時188円高となる場面があった。ただ買いが一巡すると伸び悩む展開となるなか、ドル円が午後にはいって106円を割り込んだことに加え、上海総合指数や香港ハンセン指数がマイナスに沈んで推移したことも売りを誘う格好となり、伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、繊維、精密機器、非鉄金属、石油・石炭、その他金融など24業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、証券、商品、ガラス・土石、銀行、食料品など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、資生堂g+8.13%と上昇が目立ち、テルモ、ZOZO、バンダイナムコHDなども高かった反面、ネクソンが-23.96%と下落が目立ち、富士フイルムHD、ダイフク、ファナック、花王なども安かった。日経平均株価の終値は20,684円82銭、+91円47銭、TOPIXの終値は1503.84ポイント、+5.18ポイント。売買高は概算で11億85百万株、売買代金2兆1,466億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)