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マーケット情報

2019-08-07

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7日、まちまち。日経平均は4日続落、TOPIXは4営業日ぶりの小幅反発で終了

7日、NYダウなど米主要指数が約1%超の反発となっていたものの、東京市場は為替市場の円高傾向が重石となった。取引開始時のドル円は106円台前半で推移していたものの、じわじわと円高に振れ、日経平均は小幅安でスタートしたあとマイナス圏でのもち合いとなった。また、昼休みにかけて106円を割り込み105円93銭まで円高が進むと日経平均も下げ幅を広げ、20,406円をつけるなど一時178円安となる場面があった。その後ドル円が106円台を回復したこともあって売り込む動きは見られなかったが、終日マイナス圏で推移して取引を終えた。一方TOPIXは取引の終盤にかけてプラスに浮上すると戻り売りに押されたものの、辛うじてプラスを維持して終えた。そうしたなか業種別では、陸運、空運、不動産、電気・ガス、倉庫・運輸、精密機器、その他金融など15業種が値上り。一方値下がりは、金属製品、水産・農林、鉄鋼、繊維、非鉄金属など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スクウェア・エニックスHDが+10.00%と上昇が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、花王、ソニーなどが高かった反面、SUMCOの下落が目立ち、太陽誘電、アドバンテスト、ZOZOなどが安かった。日経平均株価の終値は20,516円56銭、-68円75銭、TOPIXの終値は1499.93ポイント、+0.70ポイント。売買高は概算で12億83百万株、売買代金2兆2,396億円。
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