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マーケット情報

2019-07-30

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30日、3日ぶりの反発。上昇して始まり一時21,800円に迫るも伸び悩んで終了

30日、NY市場がまちまちで6月の鉱工業生産が予想を大きく下回ったことをきっかけに、日銀の追加緩和策強化への思惑が優勢となって取引開始前に円が売られ108円94銭をつけた。また円売りに連動する形で先物が買われ、東京市場は反発して取引が始まった。日経平均は21,600円台の後半で始まると、そのままスルスルと上げ幅を広げ21,792円をつけるなど一時176円高となる場面があった。ただ思惑的な買いは続かず、午前中は高値圏でのもみ合いのなか取引を終えた。一方昼休み中に金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、午後に入ってから徐々に上げ幅を縮める展開となり伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、電気機器、倉庫・運輸、水産・農林、食料品、医薬品など26業種が値上り。一方値下がりは、その他金融、情報・通信、紙・パルプなど6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで-3.48%となったほか、オリックス、ユニ・チャーム、シマノなどが安かった。一方値上がりは、ブシロード(マザーズ)、MonotaRo、ルネサスエレクトロニクスなどとなっている。日経平均株価の終値は21,709円31銭、+92円51銭、TOPIXの終値は1575.58ポイント、+7.01ポイント。売買高は概算で11億40百万株、売買代金2兆0850億円。
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