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2019-07-10

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10日、パウエルFRB議長の議会証言を控え小幅な値動きとなるも商いは増加

10日、ETFの決算に伴う換金売りへの警戒が市場の重石となり、売り先行で取引が始まった。ただ日経平均は21,500円を割り込んで始まったものの直ぐに切り返すと、小幅安のままマイナスでの値動きとなった。また、為替市場でもドル円の値動きが乏しかったことに加え、上海総合指数がプラスで始まったあと小幅なマイナスに沈むなど、方向感の無い値動きとなったことから東京市場でも様子見ムードが広がった。また午後に入ってからは高安の値幅がさらに縮まると、そのまま小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、精密機器、情報・通信、水産・農林など7業種が値上り。一方値下がりは、海運、紙・パルプ、鉄鋼、化学、機械、非鉄金属など26業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで+0.27%となったほか、KDDI、NTTドコモ、NTT、ソニーなどが高かった反面、楽天、ファナック、リクルートHD、安川電機などが安かった。日経平均株価の終値は21,533円48銭、-31円67銭、TOPIXの終値は1571.32ポイント、-3.57ポイント。売買高は概算で11億38百万株、売買代金1兆9,437億円。
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