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マーケット情報

2019-07-09

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9日、円安が好感されて始まるも続かず、日経平均は小反発、TOPIXは続落で終了

9日、朝方は為替市場でドル円が108円70銭台をつけたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は小幅高で始まったあとドル円と225先物が連動して上昇し、日経平均は21,687円をつけるなど一時152円高となる場面があったが、買いが一巡すると伸び悩む展開に変わった。また連日の薄商いとなるなか、昼休み中にドル円と225先物が上げ幅を縮めて午後は売り先行で始まり、両指数ともにマイナスに沈んだ。さらに売り込む動きは見られなかったものの両指数ともに前日の終値を挟んだ方向感の無い値動きとなり、日経平均は小幅高、TOPIXは小幅安とまちまちで終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、水産・農林、鉱業、食料品、精密機器、情報・通信など12業種が値上り。一方値下がりは、海運、繊維、ガラス・土石、化学、機械、鉄鋼、倉庫・運輸、電気機器など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ヤフー、KDDI、ファーストリテイリング、東京海上HDなどが高かった反面、スズキ、安川電機、信越化学、東京エレクトロンなどが安かった。日経平均株価の終値は21,565円15銭、+30円80銭、TOPIXの終値は1574.89ポイント、-3.51イント。売買高は概算で9億69百万株、売買代金1兆6,697億円。
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