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マーケット情報

2019-07-03

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3日、ドルの下落で下げ幅を広げるも下げ渋り、3日ぶりの反落で終了

3日、米長期金利の低下によるドルの下落が東京市場でも継続し、日経平均は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、ドルの下落に連動する形でじわじわと下げ幅を広げる展開となった。またドル円が107円50銭台をつけると100円超下落して午前の取引を終え、午後に入るとさらに225先物の売りが続いて指数を押し下げ、日経平均は21,566円をつけるなど一時187円安となる場面があった。取引終了にかけては買い戻しで下げ幅を縮めたものの3日ぶりの反落となっている。そうしたなか業種別では、水産・農林、電気・ガス、小売、空運など8業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、精密機器、非鉄金属、化学、ガラス・土石、ゴム、電気機械など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリングがトップで+2.67%となったほか、任天堂、日経ダブルインバース、ソニーなどが高かった反面、安川電機、太陽誘電、TDK、村田製作所など安かった。日経平均株価の終値は21,638円16銭、-116円11銭、TOPIXの終値は1579.54ポイント、-10.30ポイント。売買高は概算で10億08百万株、売買代金1兆9,222億円。
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