マーケットコメント


マーケット情報

2019-06-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、反落。G20の開催を控え利益確定売りが優勢となるも下げ渋って終了

28日、取引開始前に発表された鉱工業生産が予想を上回ったものの、前日の大幅高や今日から開催されるG20を控え、利益確定と見られる売りが先行した。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと強弱が対立する場面があったが、じわじわと売りものに押されて下げ幅を広げる展開となった。また前日108円で推移していたドル円が107円台半ばまで下落したことも売りを誘う要因となった。さらに午後に入ってからも午前の安値を下回り21,199円をつけるなど一時138円安となる場面があったが、取引終了間際に買い戻しが入り急速に下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、精密機器、水産・農林、海運、保険など10業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、証券、商品、鉱業、不動産、陸運、鉄鋼など23業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日本電気、アドバンテスト、HOYA、太陽誘電、信越化学などが高かった反面、ZOZO、ダイキン工業、資生堂、日本たばこ産業などが安かった。日経平均株価の終値は21,275円92銭、-62円25銭、TOPIXの終値は1551.14ポイント、-2.13ポイント。売買高は概算で11億51百万株、売買代金2兆0621億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)