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2019-06-25

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25日、反落。円高が嫌気され大幅安となるも下げ渋って終了

25日、為替市場で円高に振れたことが重石となり、日経平均は一時3ケタの下落幅となった。取引開始時は小幅安で始まり、その後はプラスに浮上する場面があった。また、TOPIXは一旦プラスに浮上したあと、そのままプラス圏を維持して午前の取引を終えたが、昼休み中に「トランプ大統領が日米安保条約の破棄を検討していた」と報じたことがきっかけとなってドル円が下落して円高に振れると、ドル売り円買いが加速して106円77銭をつけた。また、この円高と連動して日経平均も先物主導で下落幅が広がり、21,114円をつけるなど一時171円安となる場面があったが、取引終了にかけてドル円と先物の買い戻しで急速に下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、倉庫・運輸、陸運など9業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、証券・商品、電気・ガス、石油・石炭、建設など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マクセルHD、東京エレクトロン、インパクトHD(マザーズ)、ソニーなどが安かった反面、NTTドコモ、武田薬品、日経ダブルインバースなどが高かった。日経平均株価の終値は21,193円81銭、-92円18銭、TOPIXの終値は1543.49ポイント、-4.25ポイント。売買高は概算で10億29百万株、売買代金1兆7,305億円。
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