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2019-06-19

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19日、大幅反発。ドラギ総裁の発言やG20での米中首脳会談開催が押し上げ

19日、ドラギECB総裁が18日の講演で追加の緩和を示唆したことや、トランプ大統領がG20で米中首脳会談を行うと発表したことなどが好感され、東京市場は大幅高となった。日経平均は21,200円台を回復して始まったあと、水準を切り上げ21,300円台に乗せると、21,300円がサポートになり、午前中は21300円台前半で推移した。また、午後に入ってからも堅調に推移し、日経平均は21,358円をつけるなど一時386円高となるなか今日の高値圏で終えた。ただ商いはそれほど盛り上がらず2兆円に届くのがやっとだった。そうしたなか業種別では、昨日とは打って変わって33業種全てが値上り。上昇率が高かったのは、鉱業、証券、商品、石油・石炭、非鉄金属、機械、電気機器など。一方上昇率が低かったのは、空運、サービス、ゴム、保険、小売、その他製品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、野村HDが+10.54%と上昇が目立ち、住友金属鉱山、太陽誘電などが高かった反面、値下がりはスシローグローバルHDの下落が目立ち、日経ダブルインバース、日本プロロジストリートも安かった。日経平均株価の終値は21,333円87銭、+361円16銭、TOPIXの終値は1555.27ポイント、+26.60ポイント。売買高は概算で11億67百万株、売買代金2兆0365億円。
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