マーケットコメント


マーケット情報

2019-06-18

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

18日、大幅反落。円のじり高がきっかけとなり先物主導で下げ幅を拡大して終了

18日、イベントの結果待ちで膠着感が強まるなか、小幅安で取引が始まった。小幅安で始まったあと日経平均株価は直ぐに切り返しプラスに浮上すると、小幅高でしばらく推移していたが、108円台半ばで推移していたドル円がじわじわと下げ始めると、薄商いのなか225先物に断続的な売りが出て午前は小幅安で取引を終えた。一方、昼休み中に戻し切れなかったドルや225先物にまとまった売りがでると買いが入らず、そのまま下げ幅を広げる展開となり、20,924円をつけるなど一時199円安となる場面があった。取引終了間際の買い戻しで少し下げ幅を縮めたものの今日の安値圏で終える結果となっている。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がり。下落率が小さかったのが、医薬品、その他製品、紙・パルプ、その他金融、繊維、非鉄金属、食料品などとなっている。一方下落率が大きかったのは、電気・ガス、鉱業、精密機器、保険、建設、金属製品などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-1.63%となったほか、ソフトバンクG、SUMCO、楽天、日立などが安かった反面、日経ダブルインバース、ZOZO、任天堂、KDDIなどが高かった。日経平均株価の終値は20,972円71銭、-151円29銭、TOPIXの終値は1528.67ポイント、-11.07ポイント。売買高は概算で10億23百万株、売買代金1兆7,752億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)