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2019-06-07

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7日、メキシコへの関税導入の見送り期待で買い戻しが膨らみ反発

7日、米政府が対メキシコへの関税導入を見送る可能性があると伝わったことから、NYダウなど主要株価指数が続伸して終えていたことが株価の押し上げにつながった。日経平均株価は反発して始まると、今晩の米5月雇用統計の発表を控え薄商いとなるなか強弱が対立する格好となった。日経平均株価は午前中20,800円前半から900円までの狭いレンジでのもち合いとなったあと、午後に入るとドル円が買い戻しによって上昇し108円台前半から半ばまで上昇していたことが株価の支援材料となり、上げ幅を広げ今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、機械、証券、商品、電気機器、その他製品など25業種が値上り。一方値下がりは、紙・パルプ、空運、電気・ガス、海運など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテスト、日本通信、東京エレクトロン、武田薬品などが高かった反面、ZOZO、日経ダブルインバース、太陽誘電、NTTなどが安かった。日経平均株価の終値は20,884円71銭、+110円67銭、TOPIXの終値は1532.39ポイント、+7.48ポイント。売買高は概算で10億05百万株、売買代金1兆6,359億円。
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