マーケットコメント


マーケット情報

2019-06-05

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

5日、大幅高。米中貿易摩擦への警戒が薄れたことやFRB議長の発言を好感

5日、中国商務省の発言を受け米中の交渉再開への期待が高まったことや、FRB議長が講演で「景気拡大を持続させるため適切に行動する」と発言したこともダウなど米主要株価指数の押し上げにつながり大幅高で終えたことが好感され、東京市場も大幅高で取引が始まった。日経平均株価は20,667円で始まったあとわずかに上げ幅を縮める場面があったものの、その後も持ち直して上げ幅を広げると20,800円をつけるなど一時392円高となる場面があった。一方午後に入ってからは午前の値幅の範囲内での値動きとなるなか、そのまま高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。ガラス・土石、精密機器、金属製品、非鉄金属、証券、商品、機械、海運、繊維などの上昇率が高く、電気・ガス、石油・石炭、食料品、小売、保険、建設などの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一三共、キーエンス、ZOZO、安川電機、リクルートHDなどが高かった反面、日経ダブルインバース、ファーストリテイリング、花王、ソフトバンクのみが値下がりとなっている。日経平均株価の終値は20,776円10銭、+367円56銭、TOPIXの終値は1530.08ポイント、+30.99ポイント。売買高は概算で12億80百万株、売買代金2兆2,402億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)