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2019-05-31

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31日、大幅安。トランプ大統領のツイートが売り材料となり3日続落で終了

31日、取引開始前に、トランプ大統領が6月10日からメキシコからの輸入品すべてに対して5%の関税をかける意向だと伝わったことが嫌気されたことや、109円台半ばだったドル円が売られ109円台前半まで下落したことなどが売り材料となった。日経平均株価は20,785円で始まったあと20,700円を安値に午前中は強弱が対立する展開となっていたが、午後に入って円高が進み109円を割り込むと225先物に売り注文が膨らみ日経平均株価は午前の安値を下回った。また、その後も下げ止まらず20,581円をつけるなど一時360円安となるなか今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林のみが値上り。一方値下がりは、鉱業、輸送用機器、ガラス・土石、保険、石油・石炭、証券、商品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-3.27%となったほか、マツダ、日産自動車、ホンダなどメキシコ関連銘柄の下落が目立った。一方値上がりは日経ダブルインバース、アンリツ、村田製作所、任天堂の4銘柄の身となっている。日経平均株価の終値は20,601円19銭、-341円34銭、TOPIXの終値は1512.28ポイント、-19.70ポイント。売買高は概算で14億38百万株、売買代金2兆3,336億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)