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マーケット情報

2019-05-24

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24日、まちまち、売り先行で始まるもTOPIXは4日ぶりの反発で取引終了

24日、米中貿易摩擦の長期化で世界経済の成長が鈍化するとの懸念が広がり、NYダウなど米主要株価指数がそろって1%超の下落率となったことが嫌気され、東京市場は大幅安で取引が始まった。日経平均株価は21,000円を割り込んで始まると、20,922円をつけるなど一時229円安となる場面があった。その後21,000円を割り込んだままで推移していたが、売り一巡後に買い戻しが優勢となって徐々に下げ幅を縮める展開となった。また午後に入ってからも前日と同じパターンで日銀によるETF買いへの期待が先行したことから買い戻しが継続する格好となり、取引終了にかけて下げ幅を縮めて終えた。一方TOPIXは4日ぶりの小幅な反発となっている。そうしたなか業種別では、証券、商品、不動産、鉄鋼、情報・通信、紙・パルプ、ガラス・土石、電気・ガスなど22業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、海運、電気機器など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、JXTGHD、キヤノン、日本電産、資生堂などが安かった反面、レポパレス21が+19.10%と上昇が目立ち、スズキ、ソフトバンクGなども高かった。日経平均株価の終値は21,1177円22銭、-33円92銭、TOPIXの終値は1541.21ポイント、+0.63ポイント。売買高は概算で12億46百万株、売買代金2兆1,284億円。
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