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マーケット情報

2019-05-17

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17日、反発。上海総合指数やドルの下落が重石となり伸び悩んで終了

17日、米主要株価指数が3日続伸したことやドル円が109円台後半で推移したことが好感され、東京市場は反発して始まった。また東京時間でドルが上昇して午前10時過ぎには110円台をつける場面があった。この円安が先物主導による指数の押し上げに寄与し、日経平均株価は21,398円をつけるなど午前の取引終了前に335円高となる場面があった。一方、昼休み中に上海総合指数が米中貿易摩擦への懸念から徐々に下げ幅を広げる展開となっていたことから、日経平均株価は上げ幅を縮めて午後の取引をスタートすることになり、上値の重たさから売りものに押され伸び悩む結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、その他製品、情報・通信、鉱業、サービス、海運、ガラス・土石、電気機器、保険など30業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、空運、電気・ガスの3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソニーがトップで+9.89%、ブレインパッドも+7.85%と上昇が目立ったほか、リクルートHD、キヤノン、ソフトバンクG、任天堂などが高かった反面、ZOZO、太陽誘電、TDK、安川電機などが安かった。日経平均株価の終値は21,250円09銭、+187円11銭、TOPIXの終値は1554.25ポイント、+16.70ポイント。売買高は概算で13億49百万株、売買代金2兆4,294億円。
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