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2019-04-17

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17日、中国の経済指標を好感して日経平均は小幅に5日続伸、TOPIXは反発

17日、NY市場で主要3指数が反発したことや日米貿易協定交渉で悪材料が出なかったことが好感され、東京市場は小幅高で始まった。その後ドル円が仕掛け的な買いで上昇して112円16銭をつけると日経平均株価も連動して上げ幅を広げたが、先物にまとまった売りが出て22,185円をつけるなど一時マイナスに沈む場面があった。一方、中国の工業生産高が予想を大きく上回ったことから225先物にまとまった買いが入ると上げ幅を広げ、日経平均株価は22,345円をつけて午前の高値を上回るなど一時123円高となったが、午後に入ってはプラス圏を維持したものの売りものに押され小幅高で終えた。そうしたなか業種別では証券、商品、海運、輸送用機器、石油・石炭、銀行など21業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、電気・ガス、精密機器、情報・通信など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンバイオ(マザーズ)+21.15%、楽天+10.34%の上昇が目立ったほか、オムロン、スズキ、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)も高かった反面、ソフトバンクG、武田薬品、KDDI、セブン&アイHDなどが安かった。日経平均株価の終値は22,277円97銭、+56円31銭、TOPIXの終値は1630.68ポイント、+4.22ポイント。売買高は概算で12億70百万株、売買代金2兆3,628億円。
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