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マーケット情報

2019-04-03

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3日、米中貿易協議に対する進展期待が株価を押し上げ大幅反発で終了

3日、NY市場で主要株価指数がまちまちで終えていたことから東京市場は手掛かり材料不足となり、小幅高で始まったものの値を保つことができず直ぐにマイナスに沈んだ。一方、取引が開始してしばらくしたところで、一部報道から米中貿易協議は合意に向けた最終段階に差し掛かっていると伝わったことが買いを誘い、日経平均株価は21,722円をつけるなど一時217円高となる場面があった。取引終了間際に売りものに押される場面があったが持ち直して今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、海運、証券、商品、非鉄金属、機械、電気機器、化学など26業種が高かった反面、水産・農林、石油・石炭、食料品、電気・ガスなど業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリング、信越化学、昭和電工、SUMCOなどが高かった反面、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)が-9.50%と下落が目立ったほか、ZOZO、第一三共などが安かった。日経平均株価の終値は21,713円21銭、+207円90銭、TOPIXの終値は1621.77ポイント、+10.08ポイント。売買高は概算で12億92百万株、売買代金2兆4,166億円。
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