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2019-03-28

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28日、続落。ブレグジットやトルコの信用不安などが台頭し大幅安

28日、イギリスのEU離脱問題をめぐる不透明感に加え、31日に予定されているトルコの統一地方選挙を前にトルコの株価が急落したことなどが重なり、東京市場は続落で取引が始まった。日経平均株価は187円安で始まると、昨日、配当や優待などの権利が落ちたあとということもあって買いが入らず、ズルズルと下げ幅を広げる展開となった。また薄商いのなか売り物に押され、日経平均株価は20,974円をつけるなど一時404円安となる場面があった。一方午後に入ってから買い戻しで一時下げ幅を縮めたが、戻りの鈍さを嫌気した売りが出て結局この日の安値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、空運のみが上昇。値下がりは、石油・石炭、海運、倉庫・運輸、証券、商品、金属製品、卸売、医薬品、陸運、不動産など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで-3.02%となったほか、キーエンス、塩野義製薬、NTT、セブン&アイHD、三菱商事などが安かった。日経平均株価の終値は21,033円76銭、-344円97銭、TOPIXの終値は1582.85ポイント、-26.64ポイント。売買高は概算で12億24百万株、売買代金2兆2,696億円。
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