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2019-03-22

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22日、小幅続伸。海外株高を好感して始まるも上値が重く一時マイナスで推移

22日、国内が休場中の海外市場でNYダウやナスダック総合指数が大幅高で終えていたことが好感され、東京市場は続伸して始まった。特にナスダック総合指数が5日続伸で終えていたことが支援材料となりハイテク株が買われた。ただ、買いが一巡すると上値が重たくなったことに加え、エーザイに悪材料が出て値幅制限いっぱいまで売られたことが足を引っ張った。日経平均株価は一時21,542円をつけるなど66円安となる場面場あったが、ドル円や上海総合指数がもち直したことから日経225先物に買い戻しが入ったと見られることに加え、値がさのハイテク株が商いを伴いながら上昇したことで売買代金も大幅に膨らむと、両指数ともに持ち直して小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、海運、その他金融、機械、非鉄金属、精密機器など25業種が値上り。一方値下がりは、医薬品、水産・農林、保険、銀行など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGがトップで+2.73%となったほか、東京エレクトロン、SMC、安川電機、キーエンスなどが高かった反面、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)が-20.85%と下落が目立ち、ソニー、セブン&アイHD、ソフトバンクなどが安かった。日経平均株価の終値は21,627円34銭、+18円42銭、TOPIXの終値は1617.11ポイント、+2.72ポイント。売買高は概算で13億65百万株、売買代金2兆6,254億円。
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