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マーケット情報

2019-03-12

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12日、大幅続伸。NYダウや上海総合の上昇が下支えとなりSQ値を上回って終了

12日、注目されていた米1月小売売上高が予想を上回ったことから米主要株価指数が大幅に上昇していたことが好感され、東京市場も買い先行で始まった。日経平均株価は21,300円台に乗せて始まったあと水準を切り上げる展開となった。また前日と同様に上海総合指数も続伸して始まったことが市場の安心感につながり、午後に入ってからは21,568円をつけるなど一時443円高となる場面があったが、先週末のSQ値を上回ったものの取引終了にかけて伸び悩んで終えた。利益確定売りに押され伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。値上がり率が大きかったのが、証券、商品、電気機器、不動産、その他製品、精密機器、機械、鉄鋼、ガラス・土石となった反面、鉱業、石油・石炭、空運、陸運、輸送用機器、食料品、ゴム、電気・ガスなどとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+3.43%となったほか、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの上昇が目立ち、アンジェス(マザーズ)、ラクオリア創薬(ジャスダック)、オムロン、SMCが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバース、ZOZO、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)、スズキなどとなっている。日経平均株価の終値は21,503円69銭、+378円60銭、TOPIXの終値は1605.48ポイント、+24.04ポイント。売買高は概算で12億31百万株、売買代金2兆3,266億円。
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