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マーケット情報

2019-03-05

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5日、NYダウの大幅下落や前日までの上昇の反動が出るも下げ渋って終了

5日、NYダウなど米主要株価指数が経済指標の結果の弱さから反落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。東京市場は売り先行で始まったものの直ぐに下げ幅を縮める展開となり、日経平均株価は21,719円まで買い戻しされる場面があったが、その後に売り直され21,659円をつけるなど一時163円安となる場面があった。ただ、値動きが比較的大きかったのは午前中だけで、午後に入ってからは中国の全人代が開幕したこともあって膠着感の強い値動きとなり、そのまま下げ渋り商いも薄かった。そうしたなか業種別では、銀行、水産・農林の2業種が上昇。値下がりは、ゴム、輸送用機器、鉄鋼、金属、機械、証券、商品など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レオパレス21、ピジョンの下落が目立ち、太陽誘電、スズキなどが安かった反面、サンバイオ(マザーズ)の上昇が目立ち、アンジェス(同)、ファーストリテイリング、ZOZO、キーエンスなどが高かった。日経平均株価の終値は21,726円28銭、-91円76銭、TOPIXの終値は1619.23ポイント、-8.36ポイント。売買高は概算で11億06百万株、売買代金2兆0252億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)