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マーケット情報

2019-01-31

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31日、大幅反発。FOMCの結果とダウの上昇を好感し一時伸び悩むも持ち直して終了

31日、米金融政策を決めるFOMCの結果が現状維持と利上げが見送られたことやNYダウが434ドル高で終えていたことなどが好感され、東京市場も大きく上昇して取引が始まった。日経平均株価は20,800円台で始まり、20,869円をつけるなど一時312円高となる場面があったが、国内で決算発表が最初のピークを迎えることや、為替市場で利上げが見送られたことからドルが下落し、108円台後半で推移していたことが伸び悩む要因となった。一方午後に入ると、上海総合指数など他のアジア市場が上昇していたことで買い安心感が広がり、再び買いが優勢となって持ち直して終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、金属製品、非鉄金属、電気機器、海運、繊維、ガラス・土石など31業種が値上り。一方値下がりは電気・ガス、医薬品の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アンリツが+18.35%と上昇が目立ったほか、TDK、アドバンテスト、ソフトバンクG、日本電産などが高かった反面、大日本住友製薬が-16.93%と下落が目立ち、東京電力HD、ソフトバンク、武田薬品などが安かった。日経平均株価の終値は20,773円49銭、-216円95銭、TOPIXの終値は1567.49ポイント、+16.73ポイント。売買高は概算で13億59百万株、売買代金2兆5,574億円。
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