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マーケット情報

2019-01-29

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29日、小幅反発。大幅安で始まるも売買高が回復し株価もプラスに浮上して終了

29日、キャタピラーやエヌビディアの業績が予想に届かなかったことでNYダウなど米主要株価指数が下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は大幅に続落して始まった。日経平均株価は売り先行で始まると下げ幅を広げ、20,406円をつけるなど一時242円安となる場面があった。ただ取引開始から1時間ほどして売りが一巡すると、徐々に持ち直す展開となった。一方TOPIXが午前の安値圏で終えたことから日銀によるETF買いへの期待が買い戻しにつながり、日経平均株価、TOPIXともに取引終了にかけてプラスに浮上して終えた。また商いも増加し売買代金は2兆円台を回復した。そうしたなか業種別では、電気・ガス、水産・農林、紙・パルプ、陸運、空運、不動産など19業種が値上り。一方値下がりは石油・石炭、機械、電気機器、証券・商品、ゴム、その他金融など14業種がとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンバイオ(マザーズ)、東京電力HD 、良品計画、任天堂などが高かった反面、アドバンテスト、小松製作所、東海カーボン、安川電機などが安かった。日経平均株価の終値は20,664円64銭、+15円64銭、TOPIXの終値は1557.09ポイント、+1.58ポイント。売買高は概算で11億82百万株、売買代金2兆1,157億円。
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