マーケットコメント


マーケット情報

2019-01-21

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

21日、大幅高で始まるも伸び悩み、商いも低水準で2兆円割れ

21日、NYダウなど米主要株価指数が前週末大幅高で終えていたことが好感され、東京市場も大幅高で始まった。取引開始後に上げ幅を広げ20,892円をつけるなど一時226円高となる場面があった。ただ、前週末の225先物のナイトセッションの終値に近づくことができずに伸び悩むと、一気に上げ幅を縮め20,678円をつけるなど12円高まで上げ幅を縮める場面があった。またドル円が109円台後半から半ばまで円高に振れたことも上げ幅を縮める要因となった。日経平均株価、TOPIXともにマイナスに沈む場面はなかったものの売買代金が2兆円を割り込む薄商いのなか持ち直しきれず、結局小幅高で取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、海運、鉄鋼、金属製品、卸売など28業種が高かった反面、空運、サービス、陸運、情報・通信、電気・ガスの5業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エコモット(マザーズ)が+11.93%と上昇が目立ったほか、サンバイオ(同)、LIXILグループ、SUMCO、日本電産などが高かった反面、UUUM(マザーズ)、ダイキン工業、ZOZO、キーエンスなどが安かった。日経平均株価の終値は20,719円33銭、+53円26銭、TOPIXの終値は1566.37ポイント、+8.78ポイント。売買高は概算で11億27百万株、売買代金1兆9,432億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)