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マーケット情報

2019-01-16

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16日、3営業日ぶりの反落。一時下げ幅を拡大するも午後には下げ渋って終了

16日、EU離脱案が英国議会で採決され、大差で否決されたものの欧米株は上昇して終えていたことから東京市場は小幅な続伸で始まった。ただ、現物の取引が始まると直ぐにドル円に売り物がでて円高に振れ始めた。また、225先物も連動する形で売り圧力が強まり一気に下げ幅を拡大した。また、10時半頃には20,323円をつけるなど一時231円安となる場面があった。一方午前の取引終了にかけて下げ渋ると、午後に入ってからも材料不足から狭いレンジでの値動きとなり20,500円台を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、食料品、水産・農林、情報・通信、不動産など11業種が値上り。一方値下がりは、石油・石炭、鉱業、紙・パルプ、証券、商品、非鉄金属、鉄鋼、海運など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、Gunosyが-9.31%と下落が目立ち、オリンパス、昭和電工、コーセーなどが安かった反面、オンコリスバイオファーマ(マザーズ)、ユニー・ファミリーマートHD、三菱電機などが高かった。日経平均株価の終値は20,442円75銭、-112円54銭、TOPIXの終値は1537.77ポイント、-4.95ポイント。売買高は概算で12億09百万株、売買代金2兆1,581億円。
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