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2019-01-04

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4日、大発会は3年ぶりの大幅下落。米株安が嫌気され一時773円安となるも下げ渋り

4日、アップルが業績の下方修正を発表したことからNYダウが660ドル安となるなど、米主要株価指数が大幅安で終えていたことが嫌気された。またドル円が年末の110円台から年始の薄商いのなかで一気に下落し一時104円台をつけたことなどが売り材料となった。日経平均株価、TOPIXともに大幅に下落して始まると、そのまま下げ幅を広げる展開となり日経平均株価は19,241円をつけるなど一時733円安となる場面があった。一方午後に入ると上海総合指数などが上昇して推移していたことが買い戻しにつながり下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、陸運、石油・石炭、小売、銀行、証券、商品の6業種が値上りした反面、精密機器、電気機器、機械、金属製品、化学、その他製品、非鉄金属、不動産など27業種が値下がりとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HD,日経ダブルインバース、セブン&アイHD、ソフトバンクグループなどが高かった反面、村田製作所が-9.8%と下落が目立ち、キーエンス、ZOZO、SUMCOも6%超に下落率となっている。日経平均株価の終値は19,561円96銭、-452円81銭、TOPIXの終値は1471.16ポイント、-22.93ポイント。売買高は概算で15億51百万株、売買代金2兆7,718億円。
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