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マーケット情報

2018-12-13

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13日、大幅続伸。米中貿易摩擦への警戒が後退したことや買い戻しで上昇

13日、NYダウやナスダック総合指数などアメリカの主要株価指数が上昇して終えていたことや、為替市場でも113円台半ばまでドルが上昇してきていることなどが好感され、東京市場は続伸で始まった。日経平均株価は150円程値上りして始まったが、午前中は買いが一巡すると上値が重たくなるなど売り物に押される場面があった。一方上海総合指数がじわじわと上げ幅を広げると、米中貿易摩擦への懸念が後退すると同時に日経平均株価も先物主導で買いが優勢となり、午後に入って21,871円をつけるなど一時268円高となる場面があった。ただ、取引終了にかけては利益確定売りに押されて伸び悩んで終える結果となっている。そうしたなか業種別では鉄鋼、金属製品、海運、建設、非鉄金属、繊維、医薬品、ガラス・土石など29業種が値上り。一方値下がりは、水産・農林、電気・ガス、ゴム、情報・通信の4業種のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、武田薬品が+7.05%と上昇が目立ち、ユニー・ファミリーマートHD、小松製作所、ファーストリテイリング、NF日経レバレッジETF、ファナックなどが高かった反面、昭和電工、日経ダブルインバース、花王、ソフトバンクG、東海カーボンなどが安かった。日経平均株価の終値は21,816円19銭、+213円44銭、TOPIXの終値は1616.65ポイント、+10.04ポイント。売買高は概算で13億32百万株、売買代金2兆3,993億円。
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