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マーケット情報

2018-11-15

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15日、反落。大幅安で始まるも下げ幅を縮小して終了

15日、NY市場でダウやナスダック総合指数など主要株価指数が下落して終えていたことや、為替市場でもドル円が113円台半ばまで下落して円高に振れていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均株価は21,670円で始まるとそのまま下げ幅を広げ、21,613円をつけるなど一時232円安となる場面があった。ただ売り込まれたのは取引開始時だけで、その後は売り圧力が弱まり徐々に下げ幅を縮める展開となった。また他のアジア市場で上海総合指数がプラスを維持して上げ幅を拡大していたことなどが好感されると、取引終了にかけてさらに下げ幅を縮め、小幅安で終える結果となった。そうしたなか業種別では、ゴム、サービス、電気・ガス、金属、陸運、不動産、繊維、化学など16業種が値上り。一方値下がりは、銀行、保険、紙・パルプ、証券、商品、海運、その他金融、石油・石炭、医薬品など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スルガ銀行が+9.48%と上昇が目立ち、リクルートHD、東芝(東証2部)、資生堂などが高かった反面、第一生命HD、三菱UFJFG、東海カーボン、三井住友FG、武田薬品などが安かった。日経平均株価の終値は21,803円62銭、-42円86銭、TOPIXの終値は1638.97ポイント、-2.29 ポイント。売買高は概算で15億00百万株、売買代金2兆3,409億円。
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