マーケットコメント


マーケット情報

2018-10-12

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12日、売り優勢で始まるも取引終了にかけて切り返し、両指数ともに反発

12日、NYダウなど米主要3指数の下落が止まらず大幅安で終えていたことが嫌気され、東京市場も続落で取引が始まった。日経平均株価は22,323円をつけ267円安で始まったが取引開始時が安値になると、そのあとは下げ渋る展開となった。一方TOPIXも下げ渋ったものの取引開始時の安値を割り込むなど売り物に押される場面があった。一方午後に入ると、上海総合指数など他のアジア市場がプラスで推移していたことや、NYダウの先物も200ドル超のプラスで取引されていたこともあって日経平均株価は取引終了にかけて買いが優勢となって商いも膨らみ、プラスに浮上して終えた。またTOPIXも辛うじてプラスで終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、機械、情報・通信、ガラス・土石、金属製品など16業種が値上り。一方値下がりは、保険、陸運、電気・ガス、医薬品、倉庫・運輸、小売、銀行など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SUMCOが+8.37%と上昇が目立ち、安川電機、東京エレクトロン、ソフトバンクG、東海カーボン、資生堂などが高かった反面、ユニー・ファミリーマートHD、ファーストリテイリング、三菱商事、三井住友FGなどが安かった。日経平均株価の終値は22,694円66銭、+103円80銭、TOPIXの終値は1702.45ポイント、+0.59ポイント。売買高は概算で16億88百万株、売買代金3兆3,416億円。
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