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2018-10-02

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2日、小幅に3日続伸。日経平均は一時マイナスに沈むもTOPIXは終日プラスを維持

2日、NYダウが192ドル高で終えていたことやドル円が一時114円に乗せるなどNY市場で円安に振れていたことなどが買い材料となった。日経平均株価は24,376円で始まったあと買い優勢が続いてさらに上げ幅を広げ、24,448円をつけるなど一時202円高となる場面があった。その後は過熱感に対する警戒が高まるなか、一部報道で「南シナ海での米軍作戦に反対し、退去の警告のため艦艇を派遣する」と伝わったことから225先物とドルが急落して一瞬マイナスに転じるなど弱含んだが、TOPIXがそうした報道を受けても終日プラスを維持していたことが支えとなって日経平均株価も持ち直し、結局小幅高で取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、ゴム、非鉄金属、医薬品、輸送用機器など23業種が値上り。一方値下がりは、不動産、情報・通信、空運、水産・農林、ガラス・土石など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ALBERT(マザーズ)が+19.88%と上昇が目立ち、小野薬品、パナソニック、ファナック、三井物産なども高かった。一方値下がりは、ZOZO(スタートトゥデイ)、東海カーボン、ソフトバンクGなどとなっている。日経平均株価の終値は24,270円62銭、+24円86銭、TOPIXの終値は1824.03ポイント、+6.07ポイント。売買高は概算で14億73百万株、売買代金3兆0653億円。
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