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2018-09-19

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19日、大幅4日続伸。NY市場の上昇と円安が支えとなるも伸び悩んで終了

19日、NYダウが184ドル高と反発したことやドル円が112円30銭を挟んだ円安水準での値動きとなっていたことが支援材料となり、東京市場は大幅高で取引が始まった。日経平均株価は23,700円台に乗せて始まったあと狭いレンジでのもみ合いとなった。一方昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わったあと、為替市場でドルがわずかに上昇したことや中国の李克強首相が講演で人民元安に言及したことがドル買いにつながると、対円で一時112円42銭をつけたことが好感され、日経平均株価は23,842円をつけ421円高となる場面があった。ただ急ピッチの上昇に対する警戒から利益確定売りも出て、日経平均株価は取引終了にかけて伸び悩んで終える結果となった。一方TOPIXは高値圏を維持すると同時に商いも高水準で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、保険、機械、不動産、サービス、卸売、ガラス・土石など32業種が値上り。一方値下がりは空運の1業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リクルートHD、第一生命HD、ヤフー、小松製作所などが高かった反面、ファーストリテイリング、日経ダブルインバース、花王、東海カーボンなどが安かった。日経平均株価の終値は23,672円52銭、+251円98銭、TOPIXの終値は1785.66ポイント、+25.78ポイント。売買高は概算で16億02百万株、売買代金2兆9,670億円。
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