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マーケット情報

2018-09-18

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18日、大幅3日続伸。中国への追加関税第3弾の発表で売り先行となるも持ち直し

18日、取引開始前にトランプ政権が中国に対して2,000億ドル相当の輸入品に対して10%の追加関税をかけると発表したことから、早朝の為替市場ではドルが売られて112円台前半から111円60銭台まで円高に振れると、日経平均株価も売り先行となり23,039円をつけるなど小幅安で取引が始まった。ただ安かったのは取引開始時だけで、23,000円台を割り込まなかったことから買い戻しが入り、日経平均株価はプラスに浮上するとそのまま徐々に上げ幅を広げる展開となった。またTOPIXも同様に上げ幅を広げると、午後に入ってからも上げ幅を拡大する展開となり、日経平均株価は23,481円をつけるなど一時386円高となる場面があった。取引終了にかけては伸び悩む場面があったものの持ち直し、今日の高値圏で取引を終えた。また商いも膨らんだ。そうしたなか業種別では33業種全てが値上り。上昇率が高かったのが、空運、鉄鋼、保険、石油・石炭、倉庫・運輸、不動産などで、電気機器、サービス、情報・通信、ゴム、機械、小売、精密機器などの上昇率が低かった。日経平均株価の終値は23,420円54銭、+325円87銭、TOPIXの終値は1759.88ポイント、+31.27ポイント。売買高は概算で15億81百万株、売買代金2兆9,496億円。
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