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2018-09-10

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10日、日経平均株価は7日、TOPIXは8営業日ぶりの小幅反発

10日、トランプ大統領が対中関税の第4弾の発動の準備があるとしたことが嫌気され、前週末のNY市場でダウなど主要3指数が揃って下落していたことが重石となり売り先行で取引が始まった。ただ前週末の東京市場が大きく下落していたこともあり、小幅安で始まったあと両指数ともに直ぐにプラスに浮上する展開となった。プラスに浮上したあとは材料不足から狭いレンジでのもみ合いとなったが、日経平均株価は22,396円をつけるなど一時89円高となる場面があったが、買いエネルギーが続かず結局小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、保険、鉱業、海運、医薬品、銀行、情報・通信など21業種が値上り。一方値下がりは、陸運、化学、ガラス・土石、水産・農林など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フィンテックグローバル(マザーズ)が+28.57%と値幅制限いっぱいまで買われたのが目立ち、第一生命HD、NTT、東京海上HD、武田薬品などが高かった。一方値下がりは、東海カーボン、資生堂、TDK、村田製作所などとなっている。日経平均株価の終値は22,373円09銭、+66円03銭、TOPIXの終値は1687.61ポイント、+3.30ポイント。売買高は概算で11億16百万株、売買代金1兆8,752億円。
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