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2018-08-13

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13日、大幅4日続落。トルコリラの下落によるリスク回避ムードの広がりが売り材料

13日、前週末の海外市場でトルコリラが大きく下落したことが発端となり、欧州金融機関の債権問題に不安が広がったことがNYダウやナスダック総合指数の下落につながり、これを嫌気して東京市場も大幅に下落して始まった。日経平均株価は22,117円で始まると、その後一本調子で下落幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからは21,851円をつけるなど一時446円安となるなか、戻りらしい戻りも見られず今日の安値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、機械、海運、非鉄金属、電気機器、ゴム、化学、石油・石炭など32業種が値下がり。値上がりはサービス業のみだった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日経レバレッジETFがトップで-4.03%となったほか、TDK、太陽誘電、キーエンス、昭和電工、村田製作所などが安かった。一方値上がりは、リクルートHD、日経ダブルインバース、スズキの3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は21,857円43銭、-440円65銭、TOPIXの終値は1683.50ポイント、-36.66ポイント。売買高は概算で15億23百万株、売買代金2兆5,144億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)