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マーケット情報

2018-08-06

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6日、一時プラスになるも商いが減少するなか上海総合指数の下落が重石

6日、前週末の海外市場が上昇して終えていたものの、米雇用統計やISM非製造業景況感指数の結果が予想に届かなかったことからドルが下落していたことが重石となり、東京市場は前日比ほぼ変わらずで取引が始まった。また取引が始まったあとは前週末の終値を挟んで上下に変動するなか、午前は22,635円をつけ一時110円高となるなどプラスで終えた。一方午後に入って上げ幅を縮小して始まると、薄商いのなか徐々に上値が重たくなると同時に上海総合指数がマイナスに転じて下げ幅を拡大したことが嫌気され、結局日経平均株価は反落、TOPIXは3日続落で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、建設、金属製品、銀行、繊維、精密機器、電気機器など24業種が値下がり。一方値上がりは、情報・通信、鉄鋼、石油・石炭、水産・農林、紙・パルプなど9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、堀場製作所、大成建設の下落が目立ち、シスメックス、任天堂も安かった。一方値上がりは、ユナイテッド(マザーズ)が+14.59%と上昇が目立ち、NTTデータ、スズキ、ソフトバンクGなどとなっている。日経平均株価の終値は22,507円32銭、-17円86銭、TOPIXの終値は1732.90ポイント、-9.68ポイント。売買高は概算で13億50百万株、売買代金2兆0858億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)