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マーケット情報

2018-06-27

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27日、まちまち。権利落ち日となるなか円高が重石となり日経平均は反落で終了

27日、配当や優待などの権利落ち日となるなか、東京市場は小幅安で始まった。日経平均株価は取引が始まったあと直ぐにプラスに浮上するなど強弱が対立したが、じわじわと売りが優勢になると下げ幅を広げる展開となった。また、為替市場で110円台をつけていたドル円が110円を割り込むなど円高に振れたことが重石となり、日経平均株価は22,205円をつけ一時136円安となる場面があった。一方午後に入ると材料不足となるなかドル円の値動きと連動する形で下げ幅を縮める場面があったが、午前の高値に届かなかったことから売り直され、日経平均株価は反落、TOPIXは小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、紙・パルプ、鉱業、水産・農林、小売、精密機器、建設、情報・通信など13業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、空運、海運、非鉄金属、機械、輸送用機器、不動産など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-0.55%となったほか、東海カーボン、キヤノン、ホンダ、アステラス製薬などが安かった反面、出光興産が+13.63%と上昇が目立ち、昭和シェル石油、ガンホー・オンライン・エンターテイメント、JXTGHDなどが高かった。日経平均株価の終値は22,271円77銭、-70円23銭、TOPIXの終値は1731.45ポイント、+0.38ポイント。売買高は概算で13億67百万株、売買代金2兆2,300億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)