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2018-06-15

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15日、反発。ドル円の持ち直しが好感され反発して終了

15日、ECB理事会で年内に量的緩和を縮小するとの発表で欧州市場の株価が上昇して終えていたことや、ドルが持ち直してFRBが利上げを発表したときの水準である110円台半ばまで戻したことが好感され、東京市場は反発して始まった。日経平均株価は22,800円台を回復して始まり22,885円をつけるなど一時147円高となったが、直ぐに売り物に押される展開となって伸び悩み22,770円をつける場面があった。昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、ドル円がじわじわと水準を切り上げ、午後2時半過ぎには110円89銭をつけたことから日経平均株価も先物主導で持ち直し、そのまま今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、医薬品、鉱業、不動産、精密機器など20業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、金属製品、銀行、機械、繊維など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.70%となったほか、太陽誘電が+14.07と上昇が目立ち、村田製作所、三菱地所、マネックスG、キーエンスなどが高かった。一方値下がりは、東京エレクトロン、信越化学、SUMCO、東芝(東証2部)などとなっている。日経平均株価の終値は22,851円75銭、+113円14銭、TOPIXの終値は1789.75ポイント、+5.15イント。売買高は概算で16億83百万株、売買代金3兆0791億円。
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