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2018-06-06

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6日、続伸。ドル円の高止まりが指数の押し上げに寄与、TOPIXは5日続伸

6日、前日の上値の重たさもあって東京市場は売り先行で始まった。ただ、小幅安で始まったあと売りが一巡すると、プラスに浮上して方向感の無いもみ合いとなった。一方午後に入ると、109円台後半で推移していたドル円が再び110円をうかがう動きとなり、値がさの輸出関連株が買われると日経平均株価は水準を切り上げ22,662円をつけるなど、一時123円高となる場面があった。取引終了間際の売りものに押されたものの、日経平均株価は22,600円台を回復して終えた。また、売買代金は前日の水準よりわずかに増加した。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、紙・パルプ、非鉄金属、ゴム、建設など21業種が値上り。一方値下がりは、その他製品、ガラス・土石、機械、銀行、電気・ガス、サービス、化学、証券、商品など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-3.06%となったほか、日本通信、東海カーボンの下落が目立ち、ファナック、キーエンスなどが安かった反面、日立、ソニー、ソフトバンクG、第一三共などが高かった。日経平均株価の終値は22,625円73銭、+86円19銭、TOPIXの終値は1777.59ポイント、+2.63ポイント。売買高は概算で13億89百万株、売買代金2兆4,356億円。
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