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2018-05-21

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21日、まちまち、米中貿易摩擦への懸念後退や円安が支えとなり23,000円台回復

21日、週末に米中の貿易協議が行われ、中国が対米の輸入を増やすことで合意したことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。また、為替市場ではドルが買われ、対円で上昇して111円20銭台に乗せて推移していたことも買い安心につながり、日経平均株価は23,050円をつけるなど一時120円高となる場面があった。一方午後に入ると買いが細って徐々に売り物に押される展開となり、23,000円台を回復して終えたものの商いは減少した。一方TOPIXは3営業日ぶりの反落となっている。そうしたなか業種別では、ガラス・土石、機械、空運、情報・通信、サービス、化学、鉱業など15業種が値上り。一方値下がりは、保険、その他製品、海運、その他金融、鉄鋼、倉庫・運輸、銀行など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで-2.63%となったほか、SOMPOHDの下落が目立ち、ディジタルメディアプロフェッショナル(マザーズ)、SUMCO、東京エレクトロンなどが安かった反面、クラウドワークス(マザーズ)、東海カーボン、SMC、リミックスポイント(東証2部)、花王などが高かった。日経平均株価の終値は23,002円37銭、+72円01銭、TOPIXの終値は1813.75ポイント、-1.5ポイント。売買高は概算で12億93百万株、売買代金2兆1,284億円。
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