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マーケット情報

2018-04-27

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27日、続伸。NYダウの続伸や為替の安定に加え、南北首脳会談への期待で上昇

27日、NYダウが238ドル高と続伸して終えていたことやドル円が109円台の前半で推移するなど、外部環境が安定していたことが株価の押し上げにつながった。日経平均株価は買い先行で始まったあと、利益確定と見られる売り物に押される場面があったが、南北首脳会談が和やかなムードでスタートしたことから買いが優勢となり持ち直した。一方で今週末から国内はゴールデンウイーク入りすることもあって午後に入ると利益確定の売り物が出るなど強弱が対立したが、取引終了にかけて再び買いが優勢になると商いも膨らんで3月23日以来となる3兆円超となるなか続伸となり2月5日以来の高値水準で終えた。取引時間中に金融政策決定会合の結果が発表されたが、予想通りの現状維持となり市場への影響は見られなかった。そうしたなか業種別では、ガラス・土石、不動産、石油・石炭、陸運、情報・通信、医薬品など22業種が値上り。一方値下がりは、海運、銀行、ゴム、証券、商品、電気・ガスなど11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+1.63%となったほか、アドバンテスト、京セラ、サイバーエージェントなどの上昇が目立った反面、ディスコ、ファナックの下落が目立ち、アルプス電気、マネックスグループなども安かった。日経平均株価の終値は22,467円87銭、+148円26銭、TOPIXの終値は1777.23ポイント、+5.10ポイント。売買高は概算で18億82百万株、売買代金3兆3,144億円。
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