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2018-04-20

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20日、ハイテク株の売りが日経平均を押し下げ6日ぶりの反落、TOPIXは3日続伸

20日、米ハイテク株が下落したことが東京市場の上値を押さえる格好となった。台湾積体電路製造(TSMC)が業績を下方修正したことから、ナスダック指数のほか主要2指数も値下がりして終える結果となっていたことが重石となり、東京市場は売り先行で始まった。ただ売りが一巡すると下げ幅を縮める展開となった。また、ドル円も上昇したことが支援材料となり、一時プラスに浮上する場面もあった。一方、プラスで推移する時間は長く続かず、午後に入ってから日経平均株価はマイナス圏でのもみとなったあと、そのまま小幅安で終えた。そうしたなか業種別では、海運、その他製品、保険、紙・パルプ、証券、商品、空運、石油・石炭など22業種が値上り。一方値下がりは、金属製品、医薬品、機械、化学、電気機器、食料品など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂がトップで+3.94%だったほかエムアップの上昇が目立ち、SBIHD、マネックスグループも高かった。反面、信越化学、武田薬品工業、SUMCOなどが安かった。日経平均株価の終値は22,162円24銭、-28.9432円98銭、TOPIXの終値は1751.13ポイント、+0.95ポイント。売買高は概算で14億24百万株、売買代金2兆4,967億円。
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