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マーケット情報

2018-03-29

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29日、反発して始まるも伸び悩み、指数は一時マイナスになる場面も

29日、海外市場で円安が進み一時107円に乗せたことなどが支援材料となり、朝方の日経平均株価は200円程値上がりして始まり、その後も21,298円をつけるなど一時267円高となる場面があった。ただ、東京市場でドル円が伸び悩み106円30銭台まで下落したことに加え、他のアジア市場が軟調だったことも重石となり、徐々に上げ幅を縮めると、午後に入って一時マイナスに転じるなど弱含んだ。取引終了にかけてはドル円の持ち直しや押し目買いが入って結局反発して終える結果となった。そうしたなか業種別では、サービス、食料品、水産・農林、その他金融、ガラス・土石、建設など20業種が値上り。一方値下がりは、鉱業、医薬品、鉄鋼、保険、電気機器など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、武田薬品、RPAHD(マザーズ)の下落が目立ったほか、パナソニック、東京エレクトロン、東京海上HDなどが安かった反面、リクルートHD、安川電機、花王、ファーストリテイリングなどが高かった。日経平均株価の終値は21,159円08銭、+127円77銭、TOPIXの終値は1704.00ポイント、+4.44ポイント。売買高は概算で13億24百万株、売買代金2兆5,507億円。
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