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マーケット情報

2018-03-27

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27日、NYダウの大幅高と権利取りの買いが入り大幅高で終了

27日、米中高官が交渉を開始したことで貿易戦争への警戒が後退し、NYダウが669ドル高で終えていたことが好感され、東京市場は大幅に上昇して始まった。また、日経平均株価は200円近く上昇して始まったものの国会で証人喚問が予定されていたことが重石となってもみ合いを続けていたが、証人喚問でサプライズがなかったことから買い優勢となって上げ幅を広げる展開となった。また午後に入ってからも同様に証人喚問が始まる時間帯ではもち合いを続けていたものの、取引終了にかけては配当や優待の権利取りの買いが入り高値引けの551円高で終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値上りした。また上昇率が高かったのは、石油・石炭、ガラス・土石、卸売、陸運、不動産、輸送用機器などだった反面、空運、情報・通信、医薬品、海運、その他製品、食料品などの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+5.11%となったほか、小松製作所、パナソニック、日本電産、三菱商事など29銘柄が高く、値下がりは日経ダブルインバースのみだった。日経平均株価の終値は21,317円32銭、+551円22銭、TOPIXの終値は1717.13ポイント、+45.81ポイント。売買高は概算で16億43百万株、売買代金3兆2,137億円。
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