マーケットコメント


マーケット情報

2018-03-26

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26日、続落で始まったあと午後に入って切り返して高値圏で取引終了

26日、前週末のNYダウが3日続落で終えていたことや、ドル円が104円台後半で推移していたことなどが嫌気され、東京市場は下落して取引が始まった。日経平均株価は194円安で始まったあと下げ幅を広げ、20,347円をつけるなど一時270円安となる場面があったが、売り一巡後に下げ渋る展開となった。また午後に入ると、小幅安の水準でもみ合いが続くなか上海総合指数が下げ幅を縮めたこと加え、配当や優待を取ろうとする買い注文が入り、両指数ともに高値引けとなった。また売買高、売買代金ともに高水準を維持した。そうしたなか業種別では、鉱業、紙・パルプ、ゴム、化学、食料品、金属製品、医薬品など23業種が値上り。一方値下がりは、電気・ガス、海運、保険、空運、不動産など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SMC、日本たばこ産業、信越化学、ファナックなどが高かった反面、小松製作所、第一生命HD、日経ダブルインバース、東京エレクトロンなどが安かった。日経平均株価の終値は20,766円10銭、+148円24銭、TOPIXの終値は1671.32ポイント、+6.38ポイント。売買高は概算で15億77百万株、売買代金2兆8,309億円。
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